先日、実家に電話した。
息子の育児相談にのってもらった。
父は小児科の研究者。
子どもの健康はもちろん、まあまあ子育てについては詳しい。
ただし、彼は私の子育てにほぼ参加せず、母に任せっきり。
その一方、不器用で勉強のできない私を否定し続けるなど、余計なことはしてきた。
案の定、私は自己肯定感が低い。
発達障害特有の自己肯定感の低さだ。
そんな父から電話の最後に言われた。
「子育てには答えがない」
へえ、大変深いお言葉をチョーダイしました。
最初は、私も「また適当なこと言ってらあ」と思ってた。
しかし、彼なりの私への『励まし』兼『言い訳』だったのではないかと思うようになった。
言い訳の方は、まあ置いておいて、
確かに大いに励まされた。
完璧な親などいないし、
息子の人生は無限に選択できるものの、複雑怪奇で容易に予想できない。
またタイミングや運によるところも大きい。
もちろん家庭環境の差異はあるだろうし。
自分の人生をどう捉えるかで人生の意味等が定まる。
それぞれが人生を持っているのだと、
改めて思った。
私と息子がそれぞれどう捉えるか。
父は父の人生をどう捉えているのか。
考え出すと眠れなくなるから
思考停止へ。
お休みなさい。