今日は先日、シャセリオー展を観てきました。
国立西洋美術館です。5月28日まで開催とのこと。
ロマン主義の画家とのこと。
私はイギリスロマン主義を少しかじったことのある。文学で。素人です。
新古典主義と時代を同じくして、その対立軸としてロマン主義が生まれた。しかし、ロマン主義はその方向が古代へではなく、近代へ、すなわち「個」へと向かっていた。
ロマン主義は新古典主義と対立する動きとして現れた。
新古典主義は、単一的で、均整のとれた美を追求した。それに対して、ロマン主義は個性美を追求し、社会の慣行に反抗し、古典主義の様式からの自由を求めた。
18世紀後半の新古典主義に著しい傾向は、社会の教訓、平静、調和、バランス、理想、合理性とあげられる。
ロマン主義はこういったものに対する拒否反応ともいえる。
ロマン主義は、個人、主観、不合理、想像力、自然、幻想的、怪奇的、非現実的といったものを強調した。
Earl Art Galleryのロマン主義の項目より引用。http://art.pro.tok2.com/
このサイト、めっちゃわかりやすい。↑
今、自宅でパソコンを目の前に「馬」と「母子」が脳裏に浮かぶ。
あと、当時パリで最も美しい女性の肖像画が印象に残ってます。
37歳で亡くなったそうです。私もほぼ同じ年齢。私は何も成し遂げてないわ。
10代の頃から才能が認められていたそうです。
新古典主義の師匠から破門され、
ロマン主義を駆け抜けて行ったようです。象徴主義への移り変わりの時期に活躍した。
絵葉書を買ってしまいました。