発達障害から統合失調症になった

30代で診断されました。士業で開業が夢。行政書士合格済み。幻聴と戦ってます。

成毛眞『発達障害は最強の武器である』

この本に出会えてよかった、と思える本は、

過去数冊ある。

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そのリストに載せよう。

 

発達障害は最強の武器である (SB新書)

元日本マイクロソフトの社長が発達障害だったが、うまいこと生きてこれたことについて書いてある本だ。

 

彼は、多動性、衝動性と過集中というADHD 特有のの性質を意図せずにうまく利用し、キャリアを形成してきたようだ。

 

 

以下この本の良かったところ、感想。

 

  • 発達障害の私を元気づけてくれた。
  • 今後の人生で活かせるようなヒントが載っていた。
  • 発達障害と斜視の関連性について、少し知れた。
  • 戦略を立てること、ゲーム感覚で楽しむこと。

 

 

特に、3つ目の斜視について。

発達障害者に視覚認知に異常がある人が多い、ということを知った。

私も斜視がある。右目だけ弱視だった。左目しか使わずに生活している。

 

この本では

スーザン・バリーという人の本が紹介されており、さっそく読もうと思う。

 

大人でも立体視を取り戻せる、というものらしい。

 

立体視を取り戻せたら、見え方を通じて、人生がよくなるかもしれない。

少なくとも頭痛は減りそうだ。

 

視覚はよみがえる 三次元のクオリア (筑摩選書)

視覚はよみがえる 三次元のクオリア (筑摩選書)

 

あと、 

娘さんの進路についても言及していた。

プライベートを晒すのは勇気がいるだろうに。

 

また、

著者は、小説は読まない、とも書いてあった。

私もそう。

ストーリーの展開が遅いと我慢できない。

小説を読むときは、端折りながら読む。

文章の美しさを意識したことはない。

 

 

最後に。

今の私に足りないのは、何か。

 

私の特性を正確に理解して、何をしたら過集中になるか、

どの分野が得意なのかを知ること。

 

自分の特性をよく知るということは、

これは障害の有無に関係なく、仕事や方向性を決めるのに役立つ。

 

 

自分のことを客観視してない私はまだお子ちゃまである。

 

 

私の過去から得手不得手を探りつつも、この著者のように流れに乗って、結果として客観視できるようになりたい。

つまりは、過去を振り返って、こういうことだったのか、と思いたい。それくらい過集中したい。

 

そう思った。